令和6年度スローガン
継続と改革
~今の積み重ねが必ず明るい未来を創る~
令和6年度 宮﨑商工会所青年部
会長 三輪 紘平
会長所信
<我々(YEG)責任世代に求められる今>
令和6年1月1日能登半島地震が発生しました。被害に遭われた皆さま、ご家族や大切な方々を亡くされた皆さまへ謹んでお見舞いとお悔やみを申し上げます。 1日も早い復旧・復興をお祈りするだけではなく、恐怖や喪失の体験、危険な状況からの避難、住み慣れた家や地域からの移動、避難先での不自由な生活を余儀なくされている方々へ物心両面継続して支援しなければならないと思っております。 我々は今の時代をどう乗り越えていかなければならないでしょうか。そしてこれからどのような対策を講じて未来に繋がなければならないのでしょうか。
私はこの様々な問題を我々責任世代が中心にひとつとなり、打破することを立案・計画・実行する時がきていると強く感じております。 また企業を取り巻く経営環境に目を向けると、人口減少や人手不足といった社会構造的課題を抱え、インボイス制度や電子帳簿保存法、SDGs、DX、GXなど様々な分野においてこれまで以上に速いスピードで変化しています。 この変化に出遅れることなくしっかり先を見据えて準備をしていく中で、行政機関や各種団体と密に連携を図り、明るい未来・明るい宮崎を構築していく必要があると考えております。
新型コロナウイルスの不況時期を乗り越え、景気が緩やかに回復している時だからこそ、時代に選ばれた我々YEGメンバーに求められることは非常に大きく、未来を担う若手経済人にできることは無限にあると確信しています。具体的に立案し計画を立て行動に移していきましょう。 我々が未来に繋ぐ活動を止めれば、今の課題に向き合わなければ、未来の子ども達に・そして未来の宮崎に負の遺産を引き継いでしまうことになります。
明るい未来へ我々が更に知見を広め、強い意志を持って行動し続け、今を大事に積み重ねていくことで愛する宮崎をそして愛する自企業をより改革成長させることができると確信しております。
私はYEG活動を通してYEGでの出会いが自分を変え、YEGでの経験が自分を創るとともに、発想力豊かに地域経済をもっと大きく発展させることができる場であると感じております。地域経済の発展なくして自企業の発展はないと私は考えております。 我々のホームタウンである宮崎が世界の中心であるという気持ちを忘れることなく、自企業の発展と豊かな地域経済を創っていくために多くのチャレンジをしてまいりましょう。
確かなことを共に未来へ
『<宮崎YEG創立30周年を迎える今>』
これまで宮崎YEGを創り上げてきたOB・OGの先輩方、商工会議所をはじめとする関係各位に対し心から敬意を表するとともに深く深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
宮崎YEGはこの10年間様々な事柄にチャレンジをしてまいりました。その中でも平成30年度に行われました日本商工会議所青年部 第38回全国大会 日本のひなたみやざき大会ではそれまでに経験したことのない挑戦をさせていただき、日本各地の多くのYEGメンバーと繋がることができました。そのときの積み重ねが、今のYEG活動や自企業のビジネスにも繋がっていると感じております。
また令和2年度には日本YEG会長に宮崎YEGから米良充朝先輩を輩出し、日本YEGのリーダーとして先頭を走っていただきました。奇しくも令和2年度は未知なる新型コロナウイルス感染が蔓延し、社会経済活動に制限がかかり、全国のYEG活動も同様に歩みを止めざるを得ない状況となりました。そのような逆境の中でも、令和2年度米良会長が日本YEGの歩みを止めることなく、新しい発想と手法で前進されたことが今にあると強く感じております。そのような先輩たちの想いを胸に刻み、我々は活動していかなければいけません。
宮崎YEG設立当初から継続している、神武こども太鼓・こども獅子の事業は未来永劫引き継いでいかなければなりません。指導者不足や事業に参加する子ども達の減少といった様々な課題解決に全メンバーでしっかり向き合い取り込んでまいります。
宮崎YEGは令和7年度に全国サッカー大会を開催し、令和9年度には九州ブロックの会長を輩出するとともに九州ブロック大会を主管することが決定しております。今までの歴史を更に進化させ、宮崎から九州へそして日本へ愛する地域を発信していきましょう。
また、今年度、宮崎YEGは創立30周年を迎えます。今までの歴史を再確認するとともに未来を創る場が周年事業だと考えます。 今からを創るメンバーと共にしっかりとビジョンを策定し、これからの明るい宮崎を築いてまいりましょう。
これからの明るい未来のために、共に走り続けましょう。
『<仲間と共に今を>』
いつか必ず全てが終わる。自由に動かせる身体もいつかは動かせなくなる。いつもそばにいてくれる仲間ともいつかは別れることになる。
しかしいつかはできなくなることもYEGの同志とともに、今ならできる。できなくなる日が突然やってくるとしても、今ならできる。
地域経済の自立的な発展が求められる今、我々(YEG)責任世代が当事者意識をしっかり持ち、次世代に誇れる郷土愛と活力あふれる宮崎を実現してまいりましょう。 ~今の積み重ねが必ず明る
令和6年度 宮﨑商工会所青年部 会長 三輪 紘平